【ジュネーブモーターショー07】「The Bose media system」を搭載したフェラーリ

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【ジュネーブモーターショー07】「The Bose media system」を搭載したフェラーリ
【ジュネーブモーターショー07】「The Bose media system」を搭載したフェラーリ 全 4 枚 拡大写真

ボーズは6日(現地時間)、スイス・ジュネーブで開催されている国際自動車ショー「ジュネーブモーターショー2007」において、新型のフェラーリ『612スカリエッティ』に同社としては初めて車載用インフォテイメントシステム「The Bose media system」を搭載したことを発表した。

このシステムは、音楽と映像ソースなど多彩なメディアに対応したもので、カーナビ機能や移動体通信への接続、さらにiPodとの接続までを可能にした最新システムとして誕生している。

これまでカーナビを含むマルチメディアシステムは、多機能性を追求するほど操作が複雑になって使いにくくなるという悩みを持っていたわけだが、このシステムでボーズはその解決を最大のテーマとして課題として取り組んだという。その結果生み出されたのが、「わかり易くシンプルであること」を徹底追求した独自のインターフェイスである。

システムは6.5型ワイドのモニターとDVD/CD(DVDオーディオ、SACD、MP3/WMAの圧縮オーディオにも対応)を再生可能としたドライブ、HDDを組み合わせた統合したマルチメディアシステムとなっている。操作は左右に配置された二つのノブによってコントロールする。

なかでも注目は、右側のノブ周辺に手をかざすだけで操作に必要な一覧が表示されるプロキシミティセンサー(位置・範囲検出のセンサー)を搭載したことだ。

たとえば、HDDオーディオを再生中なら、そのノブに手を差し出すだけでディスプレイ上にその再生中の情報が表示され、そのリストから収録してある楽曲を選択することが可能。これはカーナビ機能でも同様操作が可能で、ドライバーにとって見やすく選びやすい形でのインターフェイスが実現されているのだ。

また、ボーズが提供するシステムとして優れたサウンドシステムとしても提供されている。全11スピーカーによる5.1chディスクリート再生を可能にし、センターポイントやオーディオパイロットなど、これまでボーズが培ってきたテクノロジーを惜しみなく投入。快適で臨場感豊かなサウンドシステムを実現したという。なお、現段階では欧州仕様での発表のみで、日本仕様の詳細は後日発表される予定となっている。

《会田肇》

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