踏切で脱輪したクルマに2時間篭城、自動車窃盗犯を逮捕

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4日午後、山形県鶴岡市内にあるJR羽越本線の踏切で、盗難の疑いがあるとしてパトカーの追跡を受けていた軽乗用車が脱輪。自走不能となって立ち往生した。運転していた男は車内に篭城。約2時間後に警官がガラスを破壊して身柄を押さえ、そのまま逮捕した。

山形県警・鶴岡署によると、事件が起きたのは4日午後0時50分ごろ。これに先立つ午後0時40分ごろ、鶴岡市内をパトロールしていた同署員が2月下旬に山形市内で盗難された軽乗用車と似たクルマを発見。運転者に対して職務質問を実施しようとしたところ、このクルマはそのまま逃走した。

同署員はパトカーで追跡。クルマは鶴岡市山田付近のJR羽越本線踏切で脱輪して立ち往生した。しかし、運転していた男はクルマのドアをロックして車内に篭城。警官の呼びかけもまったく無視する状態となった。警察ではJR東日本に対して列車の運行を止めるように依頼した。

男は警官の説得には全く応じず、篭城は約2時間となったが、最終的には警察で運転席側のガラスを破壊。男を車外に出して身柄を拘束。クルマは最終的に盗まれたものと判明し、窃盗と建造物侵入の容疑で逮捕している。

《石田真一》

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