カーナビ世界市場2015年…1兆1657億円に拡大、国内市場はダウン

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カーナビ世界市場2015年…1兆1657億円に拡大、国内市場はダウン
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富士キメラ総研は、世界一安全な道路交通社会の実現に向け官民が連携して普及を目指すITS関連の車載機器、アプリケーション、インフラ、応用分野、通信分野の市場を調査分析し、その将来を予測した報告書『2007 ITS関連市場の現状と将来展望』をまとめた。

報告書によると、カーナビゲーションシステムの国内市場は2006年の3640億円が2015年には2798%となり、23%縮小する一方で、世界市場では2006年の9762億円から2015年には1兆1657億円に拡大、19%も伸びると予測している。

国内市場は台数は安定的に推移するものの、ライン装着化が進み、製品単価がダウンして金額ベースでは縮小する見通し。海外市場は、安価なPNDの急速な普及が進むのに加え、2010年以降実用化される「Galileo」や準天頂衛星を利用した新たな利便性の高いアプリケーションが提供され、市場が活性化すると予測している。

また、2015年以降は、ITS関連技術の進歩で、路車間通信や車車間通信を活用したリアルタイムな道路交通情報受信やカーナビに記録されたデータに基づいた自動車各部の自動制御などの機能が実現、カーナビは「自動車を操作する上で不可欠な製品になる」としている。

《レスポンス編集部》

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