7日未明、埼玉県上尾市内の県道で、道路を横断しようとしていたとみられる86歳の男性がクルマにはねられる事故が起きた。男性は間もなく死亡。クルマはそのまま逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。
埼玉県警・上尾署によると、事故が起きたのは7日の午前1時40分ごろ。上尾市東町付近の県道に血を流した男性が倒れているのを、「ドンッ」という衝突音を聞きつけて外に出てきた近隣住人が発見。警察に届け出た。
路上に倒れていたのは、現場に隣接した場所に住む86歳の男性。同署員や救急隊員が到着した際にはすでに心肺停止の状態。意識は以後も回復することなく、間もなく死亡が確認された。男性の着衣にはクルマのタイヤ痕が残されており、警察では道路を横断中にはねられて死亡したものと断定している。
事故を起こしたクルマは現場から逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。通報者の話によると、音を聞きつけて外に出たときにはクルマの姿はすでになかったという。
