【春闘07】メーカー10社の賃金改善で満額回答はなし

自動車 ビジネス 企業動向
【春闘07】メーカー10社の賃金改善で満額回答はなし
【春闘07】メーカー10社の賃金改善で満額回答はなし 全 1 枚 拡大写真

自動車総連のまとめによると、総連の拡大戦術会議登録組合となっている自動車メーカー10社(日産ディーゼル、三菱ふそうトラック・バス除く)の今春闘での賃金改善(賃上げ)では、組合側の要求に対し、満額の回答を示した企業はゼロだった。

賃金改善は、経営再建中の三菱自動車を除く9社が要求。このうち、日野自動車と富士重工業を除く7社で有額回答が示された。しかし、1500円を要求したトヨタ自動車、ダイハツ工業が1000円の回答となったのをはじめ、満額回答は1社もなかった。

ホンダ、マツダ、いすゞ自動車、スズキはいずれも1000円の要求だったが、ホンダは900円、マツダとスズキは700円、いすゞは500円の回答となった。日産自動車は平均賃金改訂原資としての交渉を行っているが7000円の要求に対し、6700円の回答にとどまった。

労務費の恒常的な上昇につながる賃金改善については、空前の好業績をあげるトヨタが慎重な姿勢を示したことで、業界全体の抑止力になった格好だ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る