バンパーに残る刻印でひき逃げ容疑者を逮捕

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三重県警は9日、三重県伊賀市内の県道で軽傷ひき逃げ事故を起こしたとして、20歳の男を業務上過失傷害や道路交通法違反容疑で逮捕した。被害者が乗っていたクルマに加害車両のナンバーが追突の衝撃で刻印されたことが車両特定の決め手になったという。

三重県警・伊賀署によると、事故が起きたのは7日の午後0時55分ごろ。伊賀市小田町付近の県道で信号待ちをしていた52歳男性運転の乗用車に対し、後ろから走ってきた別の乗用車が追突した。この事故により、男性と同乗していた女性のあわせて2人が頚部を打撲する軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走している。

警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、衝突の際に加害車両のナンバープレートが強く押しつけられたのか、被害車両の樹脂製バンパーに加害車両のものとみられるナンバーの刻印が残されていた。

これを基に車両を特定。20歳の男が容疑に関与したと断定し、9日までに業務上過失傷害と道交法違反(ひき逃げ、無免許)の容疑で逮捕した。バンパーへ証拠が刻印されていたことを聞かされた男はかなり驚いた様子だったという。

《石田真一》

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