カーマルチメディアの落とし穴、デジタル化で…

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カーマルチメディアの落とし穴、デジタル化で…
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GMが推進して来たカーマルチメディアシステム、オンスターに思わぬ落とし穴が。来年1月、オンスターシステムのプロバイダーは完全デジタル化に移行する。そのため、特に2003年以前のモデルイヤーの車の中はそれに対応できずオンスターに接続できなくなる可能性が高い。

問題となるのは、2003年以前のGM車のすべて、2001年から2004年に米国で販売されたメルセデスベンツとレクサス。これらの車に搭載されているオンスターシステムのほとんどがアナログシステムで、システムそのものをデジタル対応のものと交換する必要がある。

負担を強いられるのはユーザーだけではないこの移行によってサービスを停止するユーザーが激減し、。オンスターそのものに収益が大きく縮小する可能性もあるという。

オンスターでは、デジタルサービスへの移行に同意したユーザーに、1年間の利用料無料というキャンペーンを行っているが、この無料キャンペーンの条件は「GMの新車を購入すること」。つまり、例えば現在レクサスに乗ってオンスターを利用しているユーザーがGMに買い替えた場合は、無料でデジタルオンスター機器と1年間の利用が可能だ。が、そうでない場合はシステム移行はユーザー負担となる。

システムのアップグレード費用は600−1500ドルだが、メルセデスベンツではユーザーに対し100から200ドルのリベートを用意している。レクサスの場合は、古いアナログオンスター機器の取り外しをディーラーで無料で行い、レクサスの新車を購入したユーザーには、新しいレクサスリンク(オンスター利用のレクサスカーマルチメディア)に900ドルの割引を行うという。

しかし現在では携帯電話でもほぼ同様のサービスが受けられるため、システムのデジタル化に伴う値上げでカーマルチメディアのユーザーが激減する可能性は捨てきれない。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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