横浜ゴムは、トラック・バス用タイヤ事業における環境グローバルコンセプト「Z. ENVIRONMENT」の新タイヤブランド「ZEN」の第一弾商品として、耐摩耗性指向プレミアムオールシーズンタイヤ『ZEN 701ZE』を4月から順次発売すると発表した。発売サイズは全7サイズ。
ZEN 701ZEは、トレッドの長寿命化によってタイヤライフを向上させ、タイヤの消費量を削減することで省資源化に貢献するオールシーズンタイヤだ。トレッドの長寿命化を実現するため、耐摩耗性に優れるカーボンを採用し、さらにゴムの配合を適正化した新キャップコンパウンドを開発した。これを「C’ROLL(クロール)製法」と組み合わせることで、従来品の「PRO FORCE tough TY787」に比べ耐摩耗性を12%向上した。
トレッドパターンのセンター部には「高剛性Zブロック」を、ショルダー部にはストレート基調のブロックを配置することで、センター摩耗やヒール&トウ摩耗および、ショルダー部の偏摩耗を抑制する。また、このパターン構成に「セミラウンドショルダー」を組み合わせることで、路面との接地部全域での剛性を高め、あらゆる路面からの衝撃をしっかりと受け止める。これらにより、ストップ&ゴーの多い地域輸送から高速輸送まで幅広い輸送形態に対応するロングライフ性の実現を図った。
価格は245/70R19.5が3万200円。