横浜ゴムは、トラック・バス用タイヤ事業における環境グローバルコンセプト「Z. ENVIRONMENT」の新タイヤブランド「ZEN」の第一弾商品として、低燃費・省メンテナンス指向リブタイヤ「ZEN 102ZE」を4月から順次発売すると発表した。発売サイズは全4サイズ。
ZEN 102ZEは、大幅なころがり抵抗の低減による車の燃費向上によって省資源と排気ガス削減に貢献し、さらに均一な摩耗による省メンテナンス性を高めたリブタイヤだ。低ころがり抵抗と耐摩耗性を両立する新キャップコンパウンドを、「C’ROLL(クロール)製法」と組み合わせ、さらにトレッドパターンに剛性を高めた5本のソリッドタイプワイドリブパターンを採用した。
これにより、従来品の『PRO FORCE RY237』に比べ22%のころがり抵抗の低減を実現した。また、リブエッジに設けた数千本の高密度な「マルチSCサイプ」と「SCグルーブ」が、リブエッジの接地圧をコントロールし、連続した高速走行によって発生するステップ摩耗などの偏摩耗を抑制するため、リブタイヤの特長である優れた省メンテナンス性を発揮する。
価格は295/80R22.5が4万7500円。