12日未明、大阪府大阪市西成区内の国道26号で、自転車を押しながら道路を横断していた女性が交差点を進行してきた乗用車にはねられて死亡する事故が起きた。クルマを運転していた男からは高濃度のアルコール分を検出。飲酒運転の現行犯で逮捕している。
大阪府警・西成署によると、事故が起きたのは12日の午前3時20分ごろ。大阪市西成区岸里1丁目付近の国道26号で、自転車を押して道路を横断していた24歳の女性が、進行してきた乗用車にはねられた。女性は全身を強打。近くの病院に収容されたが、間もなく死亡した。
クルマを運転していた30歳の男からは、呼気1リットルあたり0.4ミリグラムのアルコール分を検出。警察では道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。業務上過失致死容疑でも調べを進めている。
調べに対して男は「自宅で夕食と一緒に飲酒した」などと話しているという。