ヤマハ発動機販売、本社を磐田から東京に移転

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ヤマハ発動機は、連結子会社で、日本国内での二輪車などを販売を行っているヤマハ発動機販売が、市場情報のタイムリーな収集とマーケティング機能の強化を目的に、本社を現在の静岡県磐田市から東京都港区に移転すると発表した。移転先での事業開始日は5月7日からの予定。

ヤマハ発動機販売の本社移転先は、東京都港区三田3丁目10番1号のアーバンネット三田ビル(8階)で、本社機能である販売企画・販売管理・総務機能を移転する。今後は、情報の発信基地である東京に本社を置き、顧客のし好や市場動向をいち早く収集し販売戦略に反映させることでマーケティング機能の向上を図る。

また、この本社を中核に、北海道・東北・北関東・関東・中部・西日本・九州の7営業所と関東・西日本の2サービスセンターによる販売・サービス体制を整備し、さらに各営業所には本体製品担当の販売課・部品販売課・サービス課を設置し、「本体・部品・サービス」を三位一体で展開することで市場の声を収集し、市場の変化に対して、より素早い対応を行うなど、販売・サービスの質の向上を図る。

国内の二輪車市場は、若年層の趣味の多様化や少子化などにより、需要の横ばい傾向が続いている一方で、高速道路二人乗り解禁やオートマチック免許導入といった規制緩和を受けて女性免許取得者や中高年齢者層のリターンライダー増加の兆しが出始めるなど、趣味としての二輪車が見直され始めている。

ヤマハ発動機販売では、ニューモデル投入によるラインナップの充実や地球温暖化など環境課題に適応するエレクトリックビークルの普及を進め、2007年には600億円、3年後の2010年には650億円の売上高を目指す。

《レスポンス編集部》

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