ヤマハ発動機は、産業用無人ヘリコプターの輸出に関し、外国為替及び外国貿易法違反の容疑で、静岡県警察・福岡県警察合同捜査本部に逮捕されていた社員3人が、静岡地方検察庁から釈放されたことに対して「安堵する」とコメントを発表した。
また、同容疑で書類送検された同社が、略式起訴されたことについては「厳粛に受けとめております」としている。
同社は、同容疑での家宅捜索を受けた後、輸出管理体制が不十分であったとして、昨年5月に安全保障貿易管理本部を設置したが「今後、輸出管理体制の更なる強化に努めてまいります」としている。
また、コンプライアンス体制の推進など社会の信頼を回復するための諸施策にも取り組んでいく方針だ。