マキタ、富士ロビンを買収へ株式公開買い付け

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マキタは、富士重工業の関連会社の富士ロビンを株式公開買い付け(TOB)による買収で完全子会社化すると発表した。

マキタは電動工具や木工機械などの国際的総合サプライヤーとしてトップシェアだが、各事業分野で経営資源を集中している。マキタは現在、富士ロビンに10.03%出資しているが、富士ロビンを完全子会社化することで、エンジン式を含む園芸工具分野を強化する。

富士ロビンは、小型ガソリンエンジンや農林業用機械、防災用機器などの製造・販売を行っているが、世界最高水準の低燃費・低排出ガスの環境対応ミニ4サイクルエンジンを開発するなど、高い技術を持つ。マキタはこうした商品開発力を評価、富士ロビンの高い技術力とマキタの製品開発力やグローバルな販売・アフターサービス網を活用することで、シナジー効果が高まると判断した。

マキタではTOBが成功した場合、富士ロビンの社名は変更する。

マキタは今回のTOBで全株式を取得できなかった場合、TOB成立後にマキタが完全親会社、富士ロビンを完全子会社とする株式交換などを実施する予定だ。

TOBの期間は3月22日から4月19日までで、TOB価格は1株につき260円。

《レスポンス編集部》

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