GM、「スマート マテリアル」技術を活用 2010年に

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GM、「スマート マテリアル」技術を活用 2010年に
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ゼネラルモーターズ(GM)は、「スマート・マテリアル」を活用した画期的な新技術を発表した。

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スマート・マテリアルは、形状記憶合金や形状記憶ポリマーに代表される新素材で、GMはこのスマート・マテリアルを自社製品に活用するための研究を行ってきた。

スマート・マテリアルは、熱や圧力、磁場、電圧を加えることにより形状、強度や剛性を変化させることが可能で、特に形状記憶合金およびポリマーは元の形状を記憶し、回復する性質を持つことから、多くの乗物や輸送手段にとって新たな可能性を開く新素材として注目されている。

GMでは、2010年をめどに、このスマート・マテリアル技術の自動車への応用、実用化を目指している。

GM研究開発・企画担当のラリー・バーンズ副社長は「スマート・マテリアルは、乗用車やトラックの見た目や雰囲気を大きく変化させる。これらの新素材を使うことによって、機能性が製品に『プログラミング』され、デザインに革新性が生まれる。

さらに、効率性が高められ、新たなかつ高次元の機能がもたらされる」としている。

スマート・マテリアルから作られるアクチュエーターやセンサーは、自動車のパフォーマンスや燃費を向上させ、快適性や利便性の向上が図れる可能性がある。

従来のモーターや油圧装置に代わり、これらのアクチュエーターやセンサーを用いることで、車体重量の低減やコンポーネント材のコンパクト化と単純化が図られるとともに、設計のフレキシビリティや機能性、信頼性も向上する。

《レスポンス編集部》

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