踏切に立ち往生のクルマと快速列車が衝突、運転者が重傷

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19日午後、栃木県宇都宮市内のJR東北本線(宇都宮線)で、踏切内で立ち往生していた軽乗用車と、通過中の上り快速列車が衝突した。クルマは大破し、運転していた69歳の女性が重傷を負っている。

栃木県警・宇都宮南署によると、事故が起きたのは19日の午後2時40分ごろ。宇都宮市台新田1丁目付近にあるJR東北本線の踏切で、踏切内に立ち往生していた69歳女性運転の軽乗用車と、通過中の上り快速列車(宇都宮発、逗子行き。10両編成)が衝突した。

衝突によって、クルマは左半分を中心に大破。運転していた女性は近くの病院に収容されたが、頭部を強打する重傷。列車の乗客乗員約300人にケガは無かった。

現場は遮断機や警報機の設置された踏切。警察では女性の回復を待って事故の詳しい経緯を聞く方針だ。この事故の影響により、JR東北本線は事故現場を含む宇都宮−小金井駅間で約2時間20分に渡って運転を見合わせ、上下15本の列車が運休。約1万2000人の足に影響が出た。

《石田真一》

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