【D視点】子供にもてる楽しみ…YES! ロードスター

自動車 ニューモデル 新型車
【D視点】子供にもてる楽しみ…YES! ロードスター
【D視点】子供にもてる楽しみ…YES! ロードスター 全 12 枚 拡大写真
2
 未来を期待させるベンチャー企業

情報産業に関連した虚業のビジネスで巨額の金をかき集めた一部のヒルズ族は、明るい未来を期待させるべきベンチャー企業のイメージを最悪のものにしてしまった。

小型スポーツカーYES!を生産するファンク&ウィル社も、2000年に創設したばかりのベンチャー企業だが、大量生産ではかなえられないユーザーのクルマへの夢を、現実のクルマに仕立てるために起した会社。

【画像全12枚】

ファンク(Funke、フンケ。仮名書きは日本代理店に従う)とウィル(Will、ヴィル)という二人の技術者が中心となり、少量生産の高性能な小型のクルマに特化して、デザイン、設計、製造そして販売、さらにスープアップのサービスもしている。

ファンク&ウィル社は、ドイツのドレスデン郊外グロッセンハイムにあり、歴史的な航空機格納庫でYES!を生産し、滑走路をテストコースにするなど興味をそそられる。

YES!は、Young Engineers Sports carの頭文字。イエスという言葉は、クルマのネームとしては奇妙だが、ミッキーマウスのようなグラフィックスとマッチしており、ありがちな脂臭い技術屋ではなく、お洒落心のある技術屋を目指しているのがわかる。

ベンチャー企業は、フンケ&ヴィル社のようにモノ作りのビジョンなどにより、閉塞した現状を打破する若者の活動の場でありたい。このような活動であればこそ、支持する甲斐もあるというものだ。成功を祈りたい。

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 続きを読む

《松井孝晏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. かつてのマーチ、日産の新型『マイクラ』が初上陸!? 日本での販売計画は…ジャパンモビリティショー2025
  3. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 車検対応で排気効率も向上、ブリッツのエキゾーストシステム「ニュルスペック・カスタムエディション」に『ムーブ』『ステラ』が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る