伊藤忠、いすゞなど2社と北米市場に販売金融会社を設立

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伊藤忠、いすゞなど2社と北米市場に販売金融会社を設立
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伊藤忠商事はこのほど、東京リース、いすゞ自動車と北米市場におけるいすゞ車のキャプティブ販売金融会社「Isuzu Finance of America Inc.(IFAI)」を設立した。資本金は1000万ドルで、伊藤忠が48%、東京リースグループが48%、いすゞグループが4%それぞれ出資する。本社はニューヨーク。

伊藤忠は北米市場を国内市場とあわせて重要市場と位置づけており、特にいすゞのビジネスには力を入れている。すでに北米では、いすゞ車の北米ディストリビューター、Isuzu Commercial Truck of America(ICTA)をいすゞと共同で運営しており、また子会社である自動車関連統括会社、ITOCHU Automobile America Inc.(IAAI)のもとで物流会社を経営している。

伊藤忠の機械カンパニー自動車部門長である松島泰執行役員は昨年末、北米事業について、「周辺事業でも儲けていかなければならない。販売金融事業と中古車事業について検討している」と話していたが、その一つが今回実現したわけだ。

伊藤忠では、今後さらに北米における自動車事業の多角化を目指すとともに、いすゞが中期経営計画で掲げた販売台数目標5万台に向けて、いすゞ車の付加価値向上への貢献を図っていくとしている。

《山田清志》

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