23日深夜、奈良県天理市内の国道169号で、交差点を直進していたワゴン車と、右折しようとしていた乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。双方のクルマとも運転者は酒に酔った状態であり、警察では飲酒運転の現行犯で逮捕している。
奈良県警・天理署によると、事故が起きたのは23日の午後11時15分ごろ。天理市川原城町付近の国道169号で、交差点を交差点を直進していた36歳の男が運転するワゴン車と、右折しようとしていた29歳の男が運転する乗用車が出会い頭に衝突した。双方のクルマは衝突によって小破。直進側のクルマに同乗していた男性が打撲などの軽傷を負った。
双方の運転手からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、警察では道路交通法違反(酒気帯び運転)の容疑で逮捕。業務上過失傷害容疑でも調べを進めている。
警察では「双方が飲酒運転というのは最近では珍しい」とコメント。双方の安全確認に怠りがあったことが事故原因とみている。