TGVフランス新幹線が540km/h走行にチャレンジ

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TGVフランス新幹線が540km/h走行にチャレンジ
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フランスの新幹線TGVが来月、速度記録更新に挑戦する。フランス国鉄(SNCF)と鉄道車両メーカー、アルストム社が26日に発表した。

TGVは1990年、515.3km/hでの試験走行に成功していたが、今回はその記録を塗り替える540km/hにチャレンジする。

試験走行に供されるのは、アルストム社とSNCFが開発した「V150」型といわれる新型車両。「150」は秒速(メートル)を表す。従来のTGV同様、編成両端に動力車を持つ機関車列車型だが、より短い全5両編成。中央の3両は2階建てである。

出力は従来のTGVが9.3メガワット(1万2500HP)に留まるのに対し、V150型は2倍以上の19.6メガワット(2万5000HP)に達する。アルストム社によると、「スターティンググリッドに並ぶ全F1マシーンの馬力を足して2倍にした数値を上回る」という。40人のエンジニアが参画し14カ月で開発。すでに200時間のテストを行なっている。

速度記録の試験走行は4月上旬、80kmの区間を使って行なわれる。なお、V150型は6月から営業運転に供されるが、その時点での最高速度は明らかにされていない。

参考までに我が国のリニアモーターカー山梨実験線の最高速度は581km/h、新幹線のぞみ「700」系山陽区間の最高速度は285km/h(いずれもJR東海ウェブサイトより)、上海リニアの営業運転速度は430km/hである。

《大矢アキオ》

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