神戸製鋼、アルミ合金で世界最高クラスの強度を達成

自動車 ニューモデル 新型車

神戸製鋼所はこのほど、スプレイフォーミング法による独自の製造技術によりアルミ合金で世界最高強度を達成した。

このアルミ合金は、実用化されているアルミ合金で最も強度が高いウェルダライト合金(スペースシャトル外部燃料タンクに使用されている)に比べて約1割アップの引張強度(710MPa→780MPa)を実現。さらに一般的に強度が増すほど低下する加工性(延性)も、ウェルダライト合金との比較で3倍以上近く向上(破断伸び:5%→14%)した。

現在は試作品段階だが、今後は量産製造技術を確立し、08年度を目標にレーシングカーなどの特殊車両や航空・宇宙機器などに使用される高付加価値部材での実用化を目指していく計画だ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る