ホンダは2日、三重県鈴鹿市の鈴鹿製作所で、福井威夫社長らも出席して新入社員の入社式を行った。
福井社長は「ホンダはお客様の安全に直結したモビリティ製品を日々生産、販売している会社で、皆さんの仕事は、お客様の安全に直結していることを片時も忘れず、自分自身の行動には100％責任をもって仕事に取り組んでほしい」と述べた。
「自動車業界は、地球環境の保護という重要な課題を抱えている非常に厳しい業界であり、このような中でお客様の期待に応え続け、そして期待を上回るために努力し続けなければいけないことを意識してほしい」
「時には失敗することもありますが、全力で取り組んで失敗してもそれは失敗ではありません。重要なのは、同じ失敗を二度起こさないこと、そして失敗した後はスピーディに原因を追究し、リカバリーすることを実行してほしい」と述べ、新入社員を激励した。
今年度の新入社員は、大卒理系が559人、大卒文系が98人、高専・専門学校卒が47人、高卒550人で、新卒の合計は前年の927人よりも327人多い1254人。中途採用も昨年の323人よりも99人多い422人。
