デンソー、タイに豪亜地区の統括会社とテクニカルセンターを新設

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デンソーは、シンガポールにある豪亜地域の統括拠点デンソー・インターナショナル・アジア社(DIAS)の100%子会社として、タイのバンコク市近郊に社名の同じデンソー・インターナショナル・アジア社(DIAT)を設立したと発表した。加えてDIATの一部門として、テクニカルセンターも設置した。

新会社の資本金は約7億バーツ(約25億円)で、豪亜地域のデンソーグループ会社に対して、生産企画、情報システム、人材育成などの管理・支援業務を行なう。このため、タイ国内の販売および生産支援を行っているデンソー・インターナショナル(タイランド)社の業務の一部と、DIASが行っている業務の一部をDIATに集約する。新設するテクニカルセンターでは、地域に最適な製品を開発する。 

新会社は、新しい敷地にオフィスとテクニカルセンターを含む建物を建設し、2008年春に業務を開始する計画。総投資額は約10億バーツ(約36億円)で、業務開始時の従業員数は約210人の予定だ。親会社のDIASは、財務、物流、システム開発などの分野において、豪亜地域の統括機能を継続する。  

デンソーは、豪亜地域の中でも特に自動車市場が急成長しているタイと、高度な金融・物流など、インフラの発達したシンガポールに、それぞれ最適な機能を配置することにより、地域全体で競争力のある事業体制の構築を目指す。

《レスポンス編集部》

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