日野 プロフィア に新開発エンジン 新長期規制に適合

自動車 ニューモデル 新型車

日野自動車は、大型トラック『プロフィア』の軽量・低燃費エンジンシリーズに、新開発エンジン「A09C」を搭載し、新長期排出ガス規制適合して9日から販売を開始した。

これにより日野は、大型トラックのプロフィア、中型トラックの『レンジャー』、小型トラックの『デュトロ』にクリーンディーゼルシステム「DPR」搭載し、新長期排出ガス規制適合車をラインアップした。

新型A09Cは総排気量8.9リットルで、従来総排気量10.5リッターエンジンの「P11C」(総排気量10.5リットル)の後継として新開発した直列6気筒ターボインタークーラー付きディーゼルエンジンだ。

先行発売している「E13C」(総排気量12.9リットル)と同様、低回転・高トルク・低燃費のエンジンコンセプトに基づき、低回転域から高トルクを発揮させることで、8.9リッターという排気量を感じさせない走行性能を発揮するとしている。環境性能と燃費性能の両立で、小型・軽量化により、積載性の向上にも貢献している。

日野独自のクリーンディーゼルシステム「DPR」も進化させ、新長期排出ガス規制値に対し、さらにNOxおよびPMを低減させ、国土交通省の低排出ガス重量車の中でも最高ランクの新長期排出ガス規制値比NOx・PM10%低減に適合した。

さらに、過度のアクセル開度(アクセルの踏み込み過ぎ)や必要以上のエンジン回転の上昇に対しブザー音で警告する「Myドライブマスター」、アクセル開度をコンピュータ制御し無駄な燃料消費を抑制する「日野エコラン」など、省燃費運転支援システムを標準装備した。主力車型は、重量車の2015年度燃費基準も達成しており、自動車取得税率が2%軽減される。

また、「横転現象」「ジャックナイフ現象」など、トラクター特有の不安定状態に対し高い車両制御性能を発揮する「VSC(横滑り防止装置)を新規設定(トラクターにオプション設定)するなど、商品力の向上を図った。

価格は「BKG-FN1AWX」G、ドライバン完成車でショートキャブ・リヤエアサス、2015年度燃費基準達成車が1439万8650円。

《レスポンス編集部》

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