バイオ燃料人気で食料品危機

エコカー 燃費
バイオ燃料人気で食料品危機
バイオ燃料人気で食料品危機 全 1 枚 拡大写真

アメリカではビッグ3が中心となり、エタノールを原料とするバイオ燃料の促進が盛んになっている。

近い将来のグリーンカーを考えた場合、ハイブリッドは有力な手段だが現行のモデルをハイブリッドにするには1台あたり5000ドル程度のコストがかかる。その点「E85」バイオ燃料ならば、すでに利用可能なモデルを多く抱えるビッグ3にとって、非常に有利。そのため全米でE85を扱うガソリンスタンドを増やすなどのインフラ整備をブッシュ政権に強く求めている。

ところがこのあおりを食っているのが食料品業界。エタノールが今後有力となると、原料となるトウモロコシが一斉にエタノール製造に回されている。中西部の穀物生産エリアでは今年からトウモロコシの作付け面積が15−20%増やされたが、それでも需要に追いつかないのが現状だ。

トウモロコシは家畜の餌としての需要も高いが、今年に入り餌の価格は昨年の2倍に上昇。このため、牛乳、牛肉、鶏肉などが軒並み値上げとなっている。今後は食用油などにも影響が出る可能性が高く、グリーンテクノロジーは思わぬところでインフレを生み出す危険性も。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『テラノ』復活、PHEVの本格SUV誕生へ!…次期パジェロと兄弟車か?
  2. 三菱『パジェロ』新型、「S-AWC」搭載で走破性と快適性を両立…今秋デビューへ
  3. 『N-BOX』で同乗者のTV視聴とナビ操作を可能に、ブリッツ「テレビナビジャンパー」ディーラーOPナビにも適合
  4. 「これ市販車なんだよな…」トヨタの新型スーパーカー『GR GT』に再び脚光! 欧州公開で日本のファンも「乗ってみたい」と注目
  5. カワサキのスーパーネイキッド『Z250』『Z400』2027年モデル発売へ、新カラー採用
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  2. 2107馬力のハイパーEV、リマック『ネヴェーラR』に「ファウンダーズエディション」…特別な顧客向けの10台は発表前に完売
  3. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  4. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  5. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
ランキングをもっと見る