HKSの2月中間期連結決算、営業赤字 サスペンション販売低迷

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HKSが発表した2007年2月中間期の連結決算は、売上高が前年同期比6.4%減の36億6800万円、営業損益が1億2100万円の赤字となった。

中間期は電子部品の販売は伸びたものの、サスペンションの販売が低調で、アフターパーツの売上げがマイナスとなった。また、受託開発研究や自動車メーカー向けの部品売上げは昨年上期に集中した反動で、前年を割り込んだ。

海外では米国で新製品の投入効果により増加したのに加え、福祉車両用部品の単発的な受注が増加した。英国では現地特別仕様車用の部品売上げが減少したため、パフォーマンスパーツの販売が減少した。アジアでは、タイでの販売は低調だった。このため、売上高はマイナスとなった。

収益面では、売上高の減少に加え、サスペンション販売の減少と製品在庫を圧縮するための生産調整で工場操業度が低下した。加えて素材価格が急騰し、コストが上昇したため、営業赤字となった。経常損益も1億0500万円の赤字で、当期損益が5800万円の赤字。

通期業績見通しは売上高が84億円、経常利益が2億4000万円、当期純利益が1億1000万円の見通し。

《レスポンス編集部》

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