8日夜、茨城県つくば市内の市道で、路肩を歩いていたとみられる男性が後ろから走ってきたクルマにはねられた。男性は間もなく死亡。警察では65歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕した。2人は小学校からの同級生で、直前まで一緒に花見をしていたという。
茨城県警・つくば北署によると、事故が起きたのは8日の午後7時40分ごろ。つくば市篠崎付近の市道で、路肩を歩いていたとみられる65歳の男性が、後方から進行してきた軽トラックにはねられた。男性は頭を強打し、収容先の病院で間もなく死亡した。
クルマを運転していた65歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。警察ではこの男を業務上過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り換えて調べを進めている。
被害者と加害者は小学校からの同級生で、事故が起きる直前まで近くで一緒に花見を行い、酒を飲んでいたという。事故は宴会が終わった直後に発生したが、クルマを運転していた男は調べに対して「衝突まで気がつかなかった」などと話しているようだ。