【新聞ウォッチ】日産ゴーン改革、初の「未達」

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【新聞ウォッチ】日産ゴーン改革、初の「未達」
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年4月16日付

●三重、震度5強 11人重軽傷、47棟被害(読売・1面)

●ガソリンと混合、バイオエタノール 新燃料27日から試験販売(読売・7面)

●ゴーン日産、「初未達」08年度販売目標厳しく(朝日・7面)

●F1バーレーンGP マッサ制す/フォーミラニッポン 本山今季初勝利(産経・25面)

●訃報・杉浦英男・元ホンダ会長(80歳)(日経・39面)

ひとくちコメント

日産自動車は、2008年度中に世界販売台数を420万台に引き上げるとしていた「中期経営計画」(バリューアップ)のコミットメント(必達目標)の達成を、09年度以降に先送りするという。『日経ビジネス』が掲載したのを受けて、15日付の読売、日経、きょうの朝日などが報じている。

06年度の世界販売が日米での販売が予想以上の不振だったため前年度実績(357万台)を上回るのは困難な情勢とみられる。コミットメントの未達はカルロス・ゴーン社長が就任以降初めてとなる。

心肺停止寸前の日産を奇跡的に復活させたゴーン社長の再建手腕は評価されるが、成長路線を走るためのハンドリングは苦手のようだ。4月26日に予定されている決算報告の記者会見のスピーチでは、どんな未達の釈明をするのかも注目したい。

《福田俊之》

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