ポルシェ、ライプツィヒ工場を拡張…パナメーラなど生産

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ポルシェ、ライプツィヒ工場を拡張…パナメーラなど生産
ポルシェ、ライプツィヒ工場を拡張…パナメーラなど生産 全 3 枚 拡大写真

ポルシェAGは、新しいモデルシリーズである『パナメーラ』を生産することになるライプツィヒ工場拡張のための上棟式を行った。

式典にはドイツのヴォルフガング・ティーフェンゼー運輸大臣、ザクセン州首相ゲオルク・ミルブラット、ライプツィヒ市長ブルクハルト・ユング、ポルシェAGの生産物流担当のミヒャエル・マハト副社長など、300人の来賓ならびに建設作業員が参列し、新しいパナメーラの生産施設の屋根に花飾りを取り付けた。

工場の面積は2万5000平方メートルで、工場の隣には2万3500平方メートルの物流センターも併設する。さらに、現在『カイエン』が生産されている既存のアッセンブリーホールも拡張され、試作/解析センター、実習生研修のためのワークショップが設置される予定。

建物と生産設備を合わせた合計投資額は1億5000万ユーロ。

ライプツィヒ工場では2009年に市場に導入予定の4シーターのスポーツクーペ、パナメーラの組み立てを行う。ポルシェの経営方針に従って定評ある生産コンセプトが適用される予定。

ドイツのヴォルフガング・ティーフェンゼー運輸大臣は、ライプツィヒでパナメーラを生産することの意義を高く評価した。「優れたインフラと高い教育レベルの労働力は、ライプツィヒにおいてポルシェ社が活用できる、この地域ならではのメリットなのです。ライプツィヒで生産されるカイエンとパナメーラに関して、ハイブリッドシステムの開発が進められていることは未来を見据えている証拠です」と述べた。

ポルシェAGの生産物流担当のミヒャエル・マハト副社長は「メイド・イン・ザクセン」の車が世界中に大きな反響を巻き起こすと確信しています。これはポルシェのさらなる成長にとって大きな推進力となるだけでなく、自動車産業におけるザクセン州の評判を高めることにもなるでしょう」とコメントしている。

《レスポンス編集部》

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