ニューヨークモーターショーで日産が発表したインフィニティ『G37』クーペのデザイン面での特徴について、長野宏司プロジェクト・デザイン・ディレクターは、「光が“踊る”」と表現する。
「対歩行者保護目的で自動的にボンネットを跳ね上げるシステムを採用したことによって固定式で空間が必要なセダンに比べ低いノーズラインを実現できました」
「全体的によりエレガントでアグレッシブな起伏を豊かな造形、日本らしいセクシーさを求めて滑らかなアンジレーションというか波を打ったラインを用い、艶っぽさ、光の映りこみが“踊る”ように光を集めるデザインで仕上げました」
「日産ブランドのデザインが“光を分散させる”に対してインフィニティでは“光を集める”という住み分けをしています」
