慶応大学エリーカ、08年中の発売は微妙…テクノフロンティア
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エリーカについては詳しく説明するまでもないが、Electric Li-ion Battery Carの頭文字をつなげたもので、集積台車と名付けた新しい車体構成技術にリチウムイオン電池を組み合わせた新概念の電気自動車。その最高速度は370km/hを誇る。
エリーカは当初、2008年の発売を目指していたが、ここへきてそれが微妙になってきた。
「アンケート調査で、3000万円でもクルマを買いますかと聞いたところ、たくさんの人が買いたいと言ってくれたんです。ところが生産については、投資してくれる人がいないのです」と慶大の学生は頭を抱えている。
《山田清志》