日産自動車は20日、オート上海2007(上海モーターショー)のプレスカンファレンスで、中国市場に置けるインフィニティチャンネルのスタートについて発表した。
中国におけるインフィニティチャンネルは7月より『G35』(日本で日産『スカイライン』)と『FX35/45』(日本未発売)の2車種で開始し、2007年内に北京、上海、深センなどの都市を中心に10店舗まで拡大する予定。
インフィニティチャンネルは、1989年に北米(アメリカ、カナダ)でスタートした日産のプレミアムチャンネル。台湾、GCC、韓国、ロシアにつづいての中国進出となる。
日産自動車インフィニティ事業担当副社長のカルロス・タバレス氏は「高額所得世帯をターゲットにインフィニティを提供してゆく」として、最新にしてインフィニティの最量販車種であるG35と、先行市場で“インフィニティ”の顔と言われるほどの成功をおさめているFX35/45を紹介した。
中国導入車種は2008年までに5車種まで拡大予定。この数には、今回発表のG35とFX35/45、参考出品された「G35クーペ」が含まれる。
さらに同社常務執行役員兼チーフクリエイティブオフィサーの中村史郎氏は「インフィニティの“バイブラント”デザインは、車両のみならずディーラーのエクステリア/インテリアにも徹底され、IREDIと呼ぶ基準を満たして展開される」と述べた。