石川島播磨重工業(IHI)は、機械事業のグループ子会社5社を7月1日付けで3社に再編し、機械事業の基盤強化を図ると発表した。
今回、再編の対象となるのは、石川島岩国製作所、石川島産業機械、石川島汎用機械、石川島汎用機サービス、石川島風水力サービスの5社。
再編では、石川島汎用機械から圧縮機をはじめとする回転機械事業を分離して、車両用過給機(ターボチャージャー)専門製造会社とする。
石川島岩国と石川島産業機械を合併・統合して工業炉、製紙パルプ機械、カレンダーなどの製造会社とする。
石川島汎用機サービスと石川島水力サービスを合併、石川島汎用機械の回転機械事業を統合する。
今回の再編は、関係会社の類似した事業を統合するほか、車両過給機では、成長する市場に対応するため、専門の製造会社とすることで、顧客ニーズに対応するとともに、生産体制も強化する。