知人に飲酒運転させた2人、幇助容疑で書類送検

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山形県警は20日、クルマを運転していた男が酒に酔っていることを承知で同乗し、自宅まで送るように依頼していた23歳の男2人を道路交通法違反(酒気帯び運転幇助)の容疑で書類送検した。クルマは事故を起こしたが、2人は同容疑での摘発を逃れ、現場を離れていた。

山形県警・天童署によると、この2人は10日未明、同じ店で酒を飲んでいた知人である23歳の男が酒に酔っていることを承知で「クルマで家まで送ってくれ」などと頼み、飲酒運転を幇助した疑いが持たれている。

3人の乗ったクルマはこの直後に衝突事故を起こすが、運転していた男は相手方に「事故とは関係ないから先に帰してやってほしい」、「自分が1人で乗っていたことにしてください」などと頼み込み、2人はこれを受けるかたちでそのまま現場から離れた。

運転していた男は道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕されたが、取り調べの際に同乗者がいたことを供述。警察では2人の行為が飲酒運転の幇助につながったと最終的に判断し、書類送検することを決めた。

《石田真一》

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