【新聞ウォッチ】デンソー、会長のポストにトヨタ出身の斎藤元副社長

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朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2007年4月26日付

●三菱自動車元役員らに禁固3年など求刑(読売・38面)

●売上高最高、ホンダ更新、7年連続(朝日・12面)

●デンソー会長にトヨタ元副社長(朝日・13面)

●トヨタ、いすゞ、社長会談 1.6リットルエンジン共同開発(朝日・13面)

●バイオ燃料あすから試験販売 本当に切り札?(毎日・2面)

●上海モーターショー 高級車完売(毎日・10面)

●エスティマ、安全性“6つ星”自動車事故対策機構 選出(産経・2面)

●ダイハツ前期、経常益最高602億円、減価償却費増で今期減益(日経・14面)

ひとくちコメント

本決算の発表とともに、経営陣の首脳人事を内定する企業も多いが、トヨタ自動車グループ最大の部品メーカー、デンソーは生え抜きの岡部弘会長が相談役に退き、後任に元トヨタ自動車副社長の斎藤明彦副会長が就任する人事を固めたという。

きょうの朝日が報じている。26日に発表し、6月下旬の株主総会後の取締役会で正式決定する。

斎藤氏は開発畑一筋で『カローラ』の開発やF1の総責任者を務めた。「独自色の強いデンソーは唯一、生え抜きの社長を維持しているが、会長職を譲ることでトヨタの意向にこたえる」(朝日)としている。

デンソーは、先日、中国人技術者によるデータ流出事件が発覚するなど、グループ内でも危機管理の甘さが指摘されている。このため、斎藤氏を会長のポストに昇格させることでグループの結束力を強化する狙いである。

《福田俊之》

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