06年度福祉車両販売販売台数、マイナスに

自動車 社会 行政

日本自動車工業会は、06年度の福祉車両の販売実績を発表した。それによると、福祉車両の販売台数は前年度比4.5%減の4万369台だった。

福祉車両販売台数は2003年以降、4万台の水準で推移している。今後、本格的な高齢化社会を迎え、福祉車両へのユーザーの関心も高まっており、需要は堅調に推移する見通し。

車種別の販売状況は、小型車が同5.5%減の2万6072台だった。車椅子移動車の需要が1万台を超えるなどしたものの、個人ユーザーを想定した昇降シート車、回転シート車の販売が伸び悩み、2005年度を下回った。

軽四輪車は同3.4%減の8934台だった。車椅子移動車を中心に、根強い需要があるものの、生産車両切替による受注休止期間などが影響してマイナスとなった。

また、バスは前年度に大型路線バスで福祉車両への代替需要が増えた反動で、同1.3%減の5363台と低迷した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る