富士重工07年度予想…開発費拡充で営業減益に

自動車 ビジネス 企業動向
富士重工07年度予想…開発費拡充で営業減益に
富士重工07年度予想…開発費拡充で営業減益に 全 1 枚 拡大写真

富士重工業(スバル)は27日、2007年度の業績予想を発表した。世界販売は前期比1%増の58万4000台を見込むものの、将来への設備投資や研究開発費が引き続き高水準となるため、営業利益は26.9%減の350億円と大幅な減益を予想している。

今期の国内販売は新型『インプレッサ』の投入により登録車で10%の増加を見込んでいるものの、軽自動車の落ち込みで全体では4%減の21万8000台を計画。また、主力の北米は4%増の21万5000台の計画としている。

売上高は3.7%増の1兆5500億円と増収になるものの、減価償却費の増加や円高を見込む為替の影響で減益となる。純利益は49.8%減の160億円の予想。

為替レートは1ドル=115円を前提とした。森郁夫社長は「新中期計画の初年度でもあり、業績は厳しく策定した。自信をもって投入する新型車(インプレッサ)で、流れを変えて行きたい」と語った。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  2. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  5. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る