東海理化06年度決算…過去最高業績更新

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東海理化の07年3月期決算は、売上高、営業利益、経常利益ともに過去最高を更新した。売上高は8期連続、利益は5期連続で増益をとなった。

主要取り引き先のトヨタ自動車の国内外での生産が拡大したため、売上高は前期比11.5%増の4051億円、営業利益は同25.8%増の248億円、経常利益は同22.3%増の265億円といずれも2ケタ増となった。

製品別では、主力のスイッチ類のほか、シートベルト、キーロック、シフトレバー、自動車ミラーがいずれも2ケタ増。ステアリングホイールも増加した。

エアバッグは豊田合成に開発・生産を移管中で、同期の売上高は前期比32.5%減の57億円。3年後までには、完全に移管する。

利益面では、原材料費の値上がりや売価変動など129億円の減益要因があったが、売上高の増加や原価改善、為替差益など177億円の増益要因があり、差し引き48億円の経常増益となった。

08年3月期は、売上高が前期比3.4%増の4190億円、営業利益が同14.5%増の285億円、経常利益が同10.6%増の293億円を見込む。

《編集部》

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