【インプレ'07】松下宏 ホンダ『エリシオン プレステージ』 趣旨替えのLミニバン

試乗記 国産車
【インプレ'07】松下宏 ホンダ『エリシオン プレステージ』 趣旨替えのLミニバン
【インプレ'07】松下宏 ホンダ『エリシオン プレステージ』 趣旨替えのLミニバン 全 1 枚 拡大写真

2004年5月にデビューした『エリシオン』に2006年12月のマイナーチェンジで追加されたのが3.5リッターエンジンを搭載する『エリシオン プレステージ』。

標準車とは異なるフロントグリルを持つが、『アルファード』や『エルグランド』とは違うミニバンであることを主張したフロントデザインがエリシオンの特徴だったはず。これがプレステージの顔といわれても、にわかに納得しがたいものがある。

FF車では300psのパワーを発生する3.5リッターエンジンはじゅうぶんにパワフルな印象。大型ミニバンのボディを軽々と引っ張っていく実力を持つ。大きく重いクルマを速く走らせるのがいいかどうかは別として、走りに関しての不満は感じない。最近は、高速道路で飛ばしているのはミニバンが多いが、その仲間に入れるだけの実力である。

足まわりは比較的しっかりした乗り味で、加減速時の上下動もよく抑えられている。

■5つ星評価
パッケージング:★★★☆☆
インテリア/居住性:★★★★☆
パワーソース:★★★★☆
フットワーク:★★★★☆
オススメ度:★★☆☆☆

松下 宏| 自動車評論家
1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者を経てフリーランサーに。税金、保険、諸費用など、クルマとお金に関係する経済的な話に強いことで知られる。ほぼ毎日、ネット上に日記を執筆中。

《松下宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ランエボ 狙いで強盗殺人、容疑者を逮捕
  2. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  3. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
  4. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
  5. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る