アルプス電気06年度決算…大幅減益に 電子部品事業収益悪化

自動車 ビジネス 企業動向

アルプス電気が発表した2006年度の連結決算は最終利益が前年同期比73.9%減の49億1800万円となり、大幅減益となった。

売上高は同0.2%減の7081億2600万円でほぼ横ばいだった。電子部品事業は車載・モバイル(携帯)・家電市場を切り口として積極的な受注・拡販活動を行ってきたものの、特に磁気デバイス事業の落ち込みをコンポーネント事業や車載電装事業などでカバーできなかった。さらに、音響製品事業は価格競争の激化と市場縮小の影響で売上高は微減となった。

収益面でも特に電子部品事業の競争激化による収益の悪化、原材料価格の高騰などから、営業利益が同51.4%減の220億7700万円と前年同期と比べて半減した。経常利益は同46.9%減の246億3100万円だった。

2007年度の業績見通しは、売上高が同5.8%減の6670億円、営業利益が同9.4%減の200億円、経常利益が同26.9%減の180億円、最終利益が同8.5%減の45億円と減収減益の見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る