三菱自動車工業の相川哲郎常務は、8日発表したリチウムイオン電池の共同生産会社に関する記者会見で、新会社が生産する電池は「プラグインハイブリッド(HV)車にも不可欠の技術を備えている」と述べた。
共同生産会社のパートナーであるGSユアサが開発したリチウムイオン電池は、容量が50Ahと、現在のHVで使われているものより大容量のタイプ。
このため、三菱は大容量が必要な電気自動車に搭載するが、プラグインHVも電池への依存度が高いため、容量の大きい電池が求められる。
GSユアサは、この電池は急速充電仕様にも対応できるとし、プラグインHVへの適応性を備えると説明している。