日野、デュトロの新長期排出ガス規制適合車のラインナップを拡大

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日野、デュトロの新長期排出ガス規制適合車のラインナップを拡大
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日野自動車は、小型トラックの『デュトロ』のガソリン車、LPG車、ディーゼルDPNR搭載車を新長期排出ガス規制に適合させ、9日から発売した。

日野は、小型トラックデュトロシリーズのうち、クリーンディーゼルシステム「DPR」搭載のディーゼル車およびハイブリッド車をすでに新長期排出ガス規制に適合させ市場投入しているが、今回ガソリン車、LPG車、ディーゼルDPNR搭載車の発売により、シリーズラインナップを拡大した。

LPG車、ガソリン車の新長期排出ガス規制適合は国内初となる。

ガソリン車は低振動・低騒音の2TR-FE(2.7リッター)ガソリンエンジンを搭載した。三元触媒と高精度な空燃比制御などによりNOx(窒素酸化物)とHC(炭化水素)の排出量を低減した。

LPG車はガソリン車同様にNOxとHCの排出量を大幅に低減したほか、低排出ガス重量車(新長期排出ガス規制値比NOx10%低減にも適合、ガソリン車並みの低騒音・低振動を実現。市街地配送や住宅地での作業を主体とする用途に相応しいクリーンな環境性能を発揮する。

ディーゼルDPNR搭載車は多孔質セラミック構造体にNOx吸蔵還元型三元触媒を組み合わせた「DPNR-クリーナー」により、NOxを還元浄化し、PMを酸化浄化してNOx・PMを同時に大幅低減する。低排出ガス重量車(新長期排出ガス規制値比NOx・PM10%低減に適合する。

また、今年6月施行の新運転免許制度の「普通免許」で運転可能な、車両総重量5トン未満の車両をガソリン車に設定した。

このほか、商品力の向上のため、フロントグリルのデザインを一新し、イメージチェンジした。可倒式シフトレバーと可倒式パーキングレバーの標準採用により、キャブ内の居住性および移動性を向上した。

《レスポンス編集部》

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