トヨタ渡辺社長、今期の原価改善「1300億円程度を達成したい」

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ渡辺社長、今期の原価改善「1300億円程度を達成したい」
トヨタ渡辺社長、今期の原価改善「1300億円程度を達成したい」 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は9日の決算発表の席上、今期(2008年3月期)の原価改善について、前期を上回る「1300億円程度を達成したい」との目標を示した。

自動車各社のコスト低減は、原材料価格の高騰でここ数年大幅にスローダウンしている。トヨタも前期は営業利益段階での原価改善効果が1000億円にとどまった。

渡辺社長は前期については「2000億円を超える原材料費の上昇があったものの、それを吸収し、ネットで1000億円を確保した」と説明した。

今期は2年前から取り組んできた「VI」(バリュー・イノベーション)活動での効果が実現段階に入る。このため、「原材料費はなお上昇するだろう」と見るものの、前期を上回る果実を確保する方針だ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る