クレーンを下げ忘れ、信号柱を引き倒す

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8日午前、滋賀県草津市内の県道でアームを下げ忘れたままクレーン付きトラックが電線に接触したまま走行し、これにつながる信号柱1本が折れ曲がる事故が起きた。垂れ下がった電線などにクルマ2台が接触したがケガ人は無かった。

滋賀県警・草津署によると、事故が起きたのは8日の午前9時40分ごろ。草津市野路東3丁目付近の県道で、アームを下げ忘れたままのクレーン付きトラックが路面から約5.1m付近に設置された信号機制御用の電線に接触した。

トラックはこれに気づかないまま走行を続けたが、電線に引っ張られるかたちで信号柱1本が折れ曲がり、電線が通過していたトラックや乗用車に接触した。車体の一部が小破したが、負傷者は出なかった。警察では器物損壊の容疑でクレーン付きトラックを運転していた33歳の男性から事情を聞いている。

男性は現場近くで樹木の伐採を行い、切り落とした枝などを荷台に積載していたが、最終的にアームを格納することを忘れていたという。アームは地上から約5.7mの位置まで伸ばされていた。事故によって現場では信号機が使えなくなり、警官が出動して交通整理を行った。

《石田真一》

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