クレーンを下げ忘れ、信号柱を引き倒す

自動車 社会 社会

8日午前、滋賀県草津市内の県道でアームを下げ忘れたままクレーン付きトラックが電線に接触したまま走行し、これにつながる信号柱1本が折れ曲がる事故が起きた。垂れ下がった電線などにクルマ2台が接触したがケガ人は無かった。

滋賀県警・草津署によると、事故が起きたのは8日の午前9時40分ごろ。草津市野路東3丁目付近の県道で、アームを下げ忘れたままのクレーン付きトラックが路面から約5.1m付近に設置された信号機制御用の電線に接触した。

トラックはこれに気づかないまま走行を続けたが、電線に引っ張られるかたちで信号柱1本が折れ曲がり、電線が通過していたトラックや乗用車に接触した。車体の一部が小破したが、負傷者は出なかった。警察では器物損壊の容疑でクレーン付きトラックを運転していた33歳の男性から事情を聞いている。

男性は現場近くで樹木の伐採を行い、切り落とした枝などを荷台に積載していたが、最終的にアームを格納することを忘れていたという。アームは地上から約5.7mの位置まで伸ばされていた。事故によって現場では信号機が使えなくなり、警官が出動して交通整理を行った。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
  2. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  3. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  4. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
  5. 「初代に立ち戻った感じでよき!」ルノー『トゥインゴ』の新型予想が話題! エンジン車にも期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る