オートバックス06年度決算…大幅な営業減益 暖冬などで

自動車 ビジネス 企業動向

オートバックスセブンが発表した2007年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比10.4%減の122億1900万円となり、減益となった。

売上高は同1.0%増の2425億3200万円と、微増だった。天候不順などの影響もあってカー用品の国内販売は低迷したが、フランスで店舗を買収したのが主因だ。特にカーナビのライン装着化が進み、カーエレクトロニクス商品が低調だったほか、暖冬でスタッドレスタイヤや冬物商品の販売が低調だった。

収益面では、車販売、車検・整備などの売上げ拡大のための販売費用の増加やフランスの店舗買収の投資の増加などで、営業減益となった。経常利益も同3.5%減の163億2300万円だった。当期純利益は不採算事業の整理・統合に伴う特別損失の減少で、同16.6%増の91億6500万円と増益となった。

2008年3月期の業績見通しでは、売上高が同12.2%増の2720億円、営業利益が同16.5%減の102億円と増収減益の見通し。経常利益も同17.3%減の135億円、当期純利益も同20.4%減の73億円と減益見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る