8日深夜、福島県西郷村内の国道4号で、信号待ちをしていた大型トレーラーに対して後続の普通トラックが追突。押し出されたトレーラーは前にいた別の普通トラックに追突するなど、トラック3台が関係する多重衝突事故に発展した。この事故で1人が死亡している。
福島県警・白河署によると、事故が起きたのは8日の午後10時35分ごろ。西郷村小田倉付近の国道4号で、信号待ちをしていた48歳男性が運転する大型トレーラーに対し、後ろから走ってきた普通トラックが減速しないまま激突した。トレーラーは衝突の弾みで前方に押し出され、前にいた別の普通トラックにも追突。トラックばかり3台が関係する多重衝突事故に発展した。
追突してきたトラックは大破炎上。地元消防が消火作業を行ったが約30分ほどで全焼。運転していた30歳の男性が死亡している。
現場は見通しの良い直線区間。路面にブレーキ痕はなく、警察では居眠り運転の可能性が高いとみている。