新日鉄、環境に配慮した自動車燃料タンク用鋼板を開発

自動車 ニューモデル 新型車
新日鉄、環境に配慮した自動車燃料タンク用鋼板を開発
新日鉄、環境に配慮した自動車燃料タンク用鋼板を開発 全 1 枚 拡大写真

新日本製鉄はこのほど、鉛を使用しない自動車燃料タンク用鋼材『エココート-S』を開発し、実用化に成功した。

エココート-S」は、錫と亜鉛のメッキ層の組織を制御することで耐食性の大幅アップを実現し、地球環境に優しい自動車用燃料として今後利用の拡大が予想されるバイオ燃料へも対応できる。

新日鉄によれば、この鋼板を使った燃料タンクは、樹脂を使った燃料タンクに比べて燃料透過の面でも優れており、北米で規制が強化されつつある燃料透過規制に対しても問題なく使えるという。そのうえ、リサイクル面でも多の素材に比べて非常に優れているそうだ。

同社は現在、大手自動車メーカー各社に評価してもらい、従来材から順次切り替えている。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る