いすゞ自動車は、2008年3月期の業績見通しを発表した。売上高は前年同期比0.8%減の1兆6500億円、当期純利益が同13.4%減の800億円と減収減益になる見通し。
国内のトラック販売が、ディーゼル排出ガス規制強化による特需が一巡し、反動で全体需要が落ち込む見通しなため、国内販売台数を同24.6%減の7万3000台と見ている。海外販売は同4.8%増の38万9000台を計画している。
国内販売のマイナスで売上高も減収となる見通し。収益では、採算改善で140億円、合理化で120億円の増益効果を見込んでいるものの、設備関連費用で140億円、売上げマイナスなどで120億円、経済変動で70億円の減益効果を見込んで、全体としても同6.5%減の1000億円の見通し。
経常利益も同8.5%減の1050億円の見通し。
2008年3月期は、減収減益の見通しだが、中期経営計画の目標値は達成できる見通し。