いすゞ、全優先株式を消却へ…再建完了に向け

自動車 ビジネス 企業動向

いすゞ自動車は、みずほコーポレート銀行が保有する第III種優先株式と第IV種優先株式を取得すると発表した。

業績不振の際に発行した優先株式を買い受けることで、普通株式の価値の潜在的希薄化を回避し、配当負担を軽減するのが狙い。

優先株式分をの上限数を取得した場合、自己株式として消却する予定。

同社はIII種優先株式とIV種優先株式は2005年7月に有償で強制消却しており、今回実現すれば2002年12月に債務の株式化で発行した全ての優先株式の消却が完了、完全な再建が完了する。

取得するのはIII種優先株式2500万株、IV種優先株式2500万株。取得費用は総額400億円を予定しており、自己資金を充当する。

期間は6月28日開催予定の提示株主総会終了から1年間。

《レスポンス編集部》

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