東京ラヂエーター製造06年度決算…営業減益 原材料価格高騰で

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東京ラジエーター製造が発表した2007年3月期の連結決算は、経常利益が前年同期比8.0%減の22億5000万円と減益となった。

売上高は同15.2%増の274億8600万円と大幅増収となった。ディーゼル排出ガス規制強化で、規制に対応できるEGRクーラー、ラヂエター、インタークーラーなどの熱交換器の売上げが拡大した。

収益面では、売上げは拡大したものの、ステンレス材などの原材料価格の高騰で利益率が悪化、営業利益が同9.7%減の22億5600万円と大幅減益となった。

ただ、所有していたビルの売却で固定資産売却益を計上、当期純利益は同76.3%増の23億4800万円と大幅増益だった。

2008年3月期の業績見通しは、売上高が同10.6%増の304億円と引き続き順調に伸びる見通し。営業利益は原材料価格の高騰で、同30.9%減の15億6000万円、経常利益が同31.1%減の15億5000万円、当期純利益が同65.9%減の8億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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