クルマ3台への当て逃げ男、覚せい剤取締法違反で再逮捕

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今年4月、京都府京都市中京区内の府道でパトカーから逃走を試みたワゴン車が暴走。クルマ3台と次々に衝突した事故に関連し、京都府警は14日、クルマを運転していた41歳の男を覚せい剤取締法違反(所持)容疑で再逮捕した。

京都府警・五条署によると、問題の事故は4月18日の午後5時30分ごろ発生している。下京区内の府道をパトロールしていた同署のパトカーが、右折禁止の場所で右折を強行したワゴン車を発見。停止命令を無視したため、ただちに追跡を開始した。

ワゴン車は逃走中に京都市中京区内で乗用車3台と次々に衝突。この事故で女性1人が軽傷を負っている。クルマはその後も3件の物損事故を起こしながら逃走を続けた。運転者はクルマを京都市左京区内で乗り捨てて徒歩で逃走したが、警察では4月26日に41歳の男を業務上過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕した。

男は「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」と供述していたが、乗り捨てたクルマから覚せい剤が発見されており、警察では覚せい剤使用を隠蔽する目的で逃げた可能性があると判断。覚せい剤取締法違反(所持)容疑で14日に再逮捕している。

男は「あれは自分のものではない」と供述。所持や使用を否認しているという。

《石田真一》

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